「最初からそういっくれればわかりやすいのに!」ということが、Drupal にはたくさんある。その Drupal で一番重要な要素は「ノード(node)」であろう。
ノードは Drupal 上の
コンテンツの最小単位であり、コンテンツひとつひとつを指す。具体的にはユーザーが「何か」を Drupal に投稿すると、データベースの1レコードとなる。Movable Type をご存知の方は「Movable Type におけるエントリーが Drupal におけるノードである」といったらわかりやすいだろうか。ゆえに、ストーリーもページもノードである。
ノードのテーブル
{node} には、
nid、vid、type、title、uid、status、created、changed、comment、promote、moderate、sticky といったフィールドしかなく、ほとんどがコンテンツのメタ情報である。コンテンツそのものを表すフィールドは
title しかない。コンテンツの中身である
body は
node_revisions という別のテーブルに格納される。
このように、node テーブル自体に情報そのものを格納するわけではないため、自分で独自にフォームを作った場合などは、この
node テーブルにレコードを追加し(これは Drupal が自動的にやってくれる)、自動的に割り当てられた
nid を使って
自分独自のテーブルに独自の情報を格納していくことになる。
以上が Drupaly なコンテンツの格納方式だ。
このノードにブラウザからアクセスするには、https://yourdomain.com/
node/q=100 または、https://yourdomain.com/
node/100 (mod_rewrite がインストールしてあって利用可能な場合)という URL となる「決めうち」ルールがある。確かに、これだとアクセス方法が明確で、ドキュメントがいらないかもしれない。ただ、やはりどこか(
https://drupal.org/ のハンドブックとか)には明文化されているんだろうけどどこに明文化されているのかがよくわからないのも含めて Drupal なのだ(苦笑)。
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