その答えは Google 博士が知っている。
聞いてみよう。
…というわけで、結果は明らかだった。
Knoppix と Ubuntu の違いといっても結局は Linux ディストリビューションなのだからそうたいした違いはない。
Knoppix のウィンドウマネージャは KDE、
Ubuntu は GNOME くらいの違いで、Ubuntu にも KDE 版はあるのだが、両者で
フィロソフィーとセンスの違いが出ている。Ubuntu はGoogle 社内でも使われているらしく、Google がバックについていると考えてよいから、今後はそういった背景も考慮すべきだろう。
Ubuntu 7.0.4 (Ubuntu の場合、バージョンの少数第3位の「4」は、4月にリリースされたの意)は、USB メモリにインストールすると、設定情報が保存されないという致命的なバグつきでリリースされたのだが(Ubuntu のコミュニティのフォーラムを覗くと、リリース間近にこのバグがわかって「ほんとにリリースしていいのか?」といった議論があったことがよくわかる)、そういった未熟な部分もあるものの、私は Google が
Google OS なるものを出してくるとしたら、USB メモリ起動可能な、Ubuntu ベースのディストリビューションだと思う。つまり、
Ubuntu の Firefox に Google Gears がプリインストールされているイメージだ。ブラウザセントリックなウェブ 2.0 のパラダイムは今後の主流になるだろう。私としては本当は日本のチームががんばっている Knoppix を応援したいところなのだが、いずれにしても今後の動向に注目しよう。
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