IP アドレスというのは本来はマシンに対して世の中で唯一無二であるべきものだが、IP アドレスの取りうる0.0.0.0~255.255.255.255 の範囲では、約 43億個しかない。ひとりひとり PC を持っていたとしたら 43億人までしかインターネットにアクセスできないことになる。リアルな世界ではサーバにも IP アドレスが振られるから、43億個なんてすぐに使い果たしてしまう。そこでイントラネットや自宅など、外部と遮断されたネットワークで誰でも自由に割り振ることができるという
プライベートIP アドレスというのも存在する。
IP アドレスは、クラスA、クラスB、クラスC といった IP アドレスの範囲が決められている(クラスD、クラスE というのもあるけど特殊用途なのでここには書かない。自分でチェックしておいて欲しい)。さらに、それぞれのクラスに対応した以下の IP アドレスの範囲は会社のイントラネットや自宅の家庭内 LAN など、プライベート用途として自由に使ってよいことになっている。会社などで割り振られる組織内の IP アドレスが 10.x.x.x となっていたり 172 で始まっていたり、自宅の無線 LAN のルータから割り当てられる IP アドレスが 192.168.0.X となっていたりするのはこのためである。
クラスA 10.0.0.0~10.255.255.255/8
クラスB 172.16.0.0~172.31.255.255/12
クラスC 192.168.0.0~192.168.255.255/16
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from Perl Tips on 2008/01/26(土) 07:07
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Nice!
Google AdSenseひと昔前までは IP アドレスといえば、IPアドレス(例:192.168.0.1)とサブネットマスク(例:255.255.255.0)の組み合わせで表記するのが一般的であった。今でもウィンド