Drupal モジュールリストには
Leech という、超強力なモジュールがアップされているのをご存知だろうか?
Leech の説明に入る前に辞書で Leech の意味を調べてみよう。
英辞郎あたりには技術者でもわかる訳がちゃんと載っている。
このモジュールでは RSS フィードの URL をコンテンツとして登録すると、cron のタイミングにあわせて RSS フィード先のコンテンツを取得する。それでは単なる RSS リーダーだ。Drupal ではすでにアグリゲータというオンライン RSS リーダーがコアシステムの中にデフォルトで入っている。しかし単なる RSS リーダーと違うのは、このモジュールで
取得した RSS フィード先のコンテンツを、自身のコンテンツとして Drupal のノードに蓄えてしまうところにある。これが何を意味するかおわかりだろうか? 単なる RSS リーダーだとトップページの1ページに過ぎないものが、「Leech した」複数のコンテンツとして、自身のサイトに取り込まれることになるのだ。
すると Google に対しての状況が変わってくる。単なる RSS リーダーだと、単なるタイトルとティーザーの一覧に過ぎず、Google からみるとコンテンツとしては 1つなのだ(Drupal 的にはノード1個分相当にしかならない)。しかし Leech を使うと、Google からみると複数・・・いや、(Leech した分だけ)多数のコンテンツが豊富にあるサイトとみなされるのである。放っておいて自動的にコンテンツが溜っていく・・・と、どうなるかは私も実際にサイトを作って試しているところである(以下)。
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