Perl で、サーバにインストールされているモジュールのバージョンをチェックする方法

例えば、モジュール CGI のバージョンを調べたい場合は、以下のようにする。
$ perl -MCGI -e 'print $CGI::VERSION'
例えば、モジュール CGI のバージョンを調べたい場合は、以下のようにする。
$ perl -MCGI -e 'print $CGI::VERSION'

Perl で、デーモン (Daemon) のプログラムを書くには?

Perl で、スクリプトをデーモン化するのはそんなに難しくない。Proc::Daemon というモジュールを使えば簡単にできるのだが、それには小さなフレームワークに沿ってスクリプトを書かねばならない。次のサンプルに空のフレームワークを示したので、既存のスクリプトがある場合にはこれに沿って自分のスクリプトを少々改造すればよい。基本的には action サブルーチンにロジックを書けばいいようになっている。 使用するモジュール
use Proc::Daemon;
Perl で、スクリプトをデーモン化するのはそんなに難しくない。Proc::Daemon というモジュールを使えば簡単にできるのだが、それには小さなフレームワークに沿ってスクリプトを書かねばならない。次のサンプルに空のフレームワークを示したので、既存のスクリプトがある場合にはこれに沿って自分のスクリプトを少々改造すればよい。基本的には action サブルーチンにロジックを書けばいいようになっている。 使用するモジュール
use Proc::Daemon;

Perl で、メールのサブジェクト (Subject) を文字化けしないで送信するには?

メール送信時に日本語をサブジェクトに書いて送るには、この部分は Base64 にエンコードした JIS でなければならない。要は、見た目が Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJTUlViU4JSclLyVIJE4lRiU5JUgkRyQ5GyhC?= のようにBase64 でエンコードされていることである。 それでは Perl でサブジェクトを Base64 処理してメールを送るにはどうしたらいいだろう?ズバリ、「Base64エンコード・デコードする」が詳しい。より具体的には、リンク先のページを少し下にいったところの、add_econde_word という関数である。しかしこのモジュールは jcode.pl を使う。 Perl 5.8 以上であれば、use Encode; とできそうだが、このモジュール、個人的にはあまり完成度が高くないと思っている。完成度なら Unicode::Japanese の方がスマートだし使いやすい。従って以下にjcode.pl の部分を、Unicode::Japanese で置き換えた例を示す。 使用するクラス use Unicode::Japanese; use MIME::Base64;
#!/usr/bin/perl

use Unicode::Japanese;
use MIME::Base64;

sub add_encode_word {

    my($str, $line) = @_;
    my $result;

    my $ascii = '[\x00-\x7F]';
    my $twoBytes = '[\x8E\xA1-\xFE][\xA1-\xFE]';
    my $threeBytes = '\x8F[\xA1-\xFE][\xA1-\xFE]';

    # この次の while 以下は EUC の文字列を対象に処理することになっているため
    $str = Unicode::Japanese->new($str, 'auto')->euc;

    while (length($str)) {
        my $target = $str;
        $str = '';
        if (length($line) + 22 + ($target =~ /^(?:$twoBytes|$threeBytes)/o) * 8
            > 76) {

            $line =~ s/[ \t\n\r]*$/\n/;
            $result .= $line;
            $line = ' ';
        }

        while (1) {

            # EUC を JIS に直す
            $target = Unicode::Japanese->new($target, 'euc')->jis;

            my $encoded = '=?ISO-2022-JP?B?' .
            encode_base64($target, '') . '?=';
            if (length($encoded) + length($line) > 76) {
                $target =~ s/($threeBytes|$twoBytes|$ascii)$//o;
                $str = $1 . $str;
            } else {
                $line .= $encoded;
                last;
            }
        }
    }
    $result . $line;
}

print add_encode_word('サブジェクトのテストです', 'Subject: ');

1;
これを実行すると、以下の文字列が得られる。 Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJTUlViU4JSclLyVIJE4lRiU5JUgkRyQ5GyhC?= わざわざ Subject: というヘッダを含めて add_encode_word 関数に渡している理由は、メールの場合は Subject: ヘッダに日本語が来る場合、Base64 でエンコードするにしても 1行は 76バイト以内と決まっているためで、この 1行とは、ヘッダ名の Subject: 自体の文字数(9バイト)を勘案する必要があるためだ。
メール送信時に日本語をサブジェクトに書いて送るには、この部分は Base64 にエンコードした JIS でなければならない。要は、見た目が Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJTUlViU4JSclLyVIJE4lRiU5JUgkRyQ5GyhC?= のようにBase64 でエンコードされていることである。 それでは Perl でサブジェクトを Base64 処理してメールを送るにはどうしたらいいだろう?ズバリ、「Base64エンコード・デコードする」が詳しい。より具体的には、リンク先のページを少し下にいったところの、add_econde_word という関数である。しかしこのモジュールは jcode.pl を使う。 Perl 5.8 以上であれば、use Encode; とできそうだが、このモジュール、個人的にはあまり完成度が高くないと思っている。完成度なら Unicode::Japanese の方がスマートだし使いやすい。従って以下にjcode.pl の部分を、Unicode::Japanese で置き換えた例を示す。 使用するクラス use Unicode::Japanese; use MIME::Base64;
#!/usr/bin/perl

use Unicode::Japanese;
use MIME::Base64;

sub add_encode_word {

    my($str, $line) = @_;
    my $result;

    my $ascii = '[\x00-\x7F]';
    my $twoBytes = '[\x8E\xA1-\xFE][\xA1-\xFE]';
    my $threeBytes = '\x8F[\xA1-\xFE][\xA1-\xFE]';

    # この次の while 以下は EUC の文字列を対象に処理することになっているため
    $str = Unicode::Japanese->new($str, 'auto')->euc;

    while (length($str)) {
        my $target = $str;
        $str = '';
        if (length($line) + 22 + ($target =~ /^(?:$twoBytes|$threeBytes)/o) * 8
            > 76) {

            $line =~ s/[ \t\n\r]*$/\n/;
            $result .= $line;
            $line = ' ';
        }

        while (1) {

            # EUC を JIS に直す
            $target = Unicode::Japanese->new($target, 'euc')->jis;

            my $encoded = '=?ISO-2022-JP?B?' .
            encode_base64($target, '') . '?=';
            if (length($encoded) + length($line) > 76) {
                $target =~ s/($threeBytes|$twoBytes|$ascii)$//o;
                $str = $1 . $str;
            } else {
                $line .= $encoded;
                last;
            }
        }
    }
    $result . $line;
}

print add_encode_word('サブジェクトのテストです', 'Subject: ');

1;
これを実行すると、以下の文字列が得られる。 Subject: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJTUlViU4JSclLyVIJE4lRiU5JUgkRyQ5GyhC?= わざわざ Subject: というヘッダを含めて add_encode_word 関数に渡している理由は、メールの場合は Subject: ヘッダに日本語が来る場合、Base64 でエンコードするにしても 1行は 76バイト以内と決まっているためで、この 1行とは、ヘッダ名の Subject: 自体の文字数(9バイト)を勘案する必要があるためだ。

Amazon アソシエイトで、Movable Type を使ったアフィリエイトを簡単にする方法

このブログのトップページや個別エントリーのページにあるように、Amazon アソシエイトの商品を出すには、今まで紹介してきたような方法を使ってシコシコ手で入力したり、ほとんどワンクリックでリンクを入力する方法(ASIN コードの入力をラクにする方法)もあるが、これらリンクを Movable Type のテンプレートに組み込んでもう少し自動化する方法はないのだろうか? その方法は、ズバリ MTAmazon という Movable Type 用のプラグインを使うことである。MTAmazon のページからモジュールをダウンロードして、plugins というディレクトリに放り込めば、テンプレートで Amazon アソシエイト用のタグが使えるようになる。各国のアマゾンに対応している(もちろん日本も!)ので、試してみて欲しい。
このブログのトップページや個別エントリーのページにあるように、Amazon アソシエイトの商品を出すには、今まで紹介してきたような方法を使ってシコシコ手で入力したり、ほとんどワンクリックでリンクを入力する方法(ASIN コードの入力をラクにする方法)もあるが、これらリンクを Movable Type のテンプレートに組み込んでもう少し自動化する方法はないのだろうか? その方法は、ズバリ MTAmazon という Movable Type 用のプラグインを使うことである。MTAmazon のページからモジュールをダウンロードして、plugins というディレクトリに放り込めば、テンプレートで Amazon アソシエイト用のタグが使えるようになる。各国のアマゾンに対応している(もちろん日本も!)ので、試してみて欲しい。