GUI なしの Linux でシステム自体のタイムゾーンをコンソール(コマンドライン)だけで設定するには、ルート(root)権限が必要である。以下のようにする。
- ルートでログインする。現在のタイムゾーンを確認するには date コマンドを使用する。date と入力して Enter キーを押すと、Sat Oct 12 00:00:00 PDT 2016 のように表示される。この場合は PDT がタイムゾーンで、PDT とは Pacific Daylight Saving Time (太平洋標準時の夏時間)の略で、米国の場合は夏時間は PDT と表記する。夏時間でない場合は PST である。MDT/MST、CDT/CST、EDT/EST なども同様。
- /usr/share/zoneinfo ディレクトリに移動する。ここに設定できるタイムゾーンが集まっている。
- 日本の場合はそのまま Japan というファイルが見つかるが、Asia というディレクトリの下に Tokyo というファイルも見つかるはずである。米国に設定したい場合は America の中から選択する。
- ここで選んだファイルを /etc/localtime にコピーすればいいのだが、まずは
sudo mv /etc/localtime /etc/localtime.org
などとしてから、JST / 日本(東京)の場合は、
sudo ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
とした方がいいだろう。
要するに、日本標準時(JST)の設定は以下を実行。
sudo mv /etc/localtime /etc/localtime.org; sudo ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
米国太平洋標準時(PST)の場合は、
sudo mv /etc/localtime /etc/localtime.org; sudo ln -s /usr/share/zoneinfo/America/Los_Angeles /etc/localtime