Squid を設定できたら、次はその統計情報をみるための cachemgr.cgi の設定をしよう。
Ubuntu の場合は
https://localhost/cgi-bin/cachemgr.cgi とか
https://proxy.yourdomain.com/cgi-bin/cachemgr.cgi などの URL でアクセスできる。設定はちょっとトリッキーだった。セキュリティ的には localhost / 127.0.0.1 からしかアクセスさせないような設定が仕組んであるから、 Squid が動いているマシン以外から cachemgr.cgi にアクセスしようとしても
connect: (111) Connection refused
となってしまうのだ。なのでまず、
/etc/squid/squid.conf
の設定ファイルで、
acl localnet src 192.168.0.0/24 からもアクセスさせたい場合、
http_access allow manager localhost のある行のあたりを以下のように変える。
localhost と localnet はまぎらわしいので注意して欲しい。
acl localnet src 192.168.0.0/24
http_access allow manager localnet
http_access deny manager
さて、cachemgr.cgi にアクセスするとユーザー名をパスワードを求められる。そのために、
/etc/squid/squid.conf
の cache_mgr の行のコメントをはずす。デフォルトの設定ファイルでは cache_mgr webmaster となっているのだけれど、ユーザー名を admin にしてみる。
cache_mgr admin
パスワードの方は
cachemgr_passwd
の行で、
cachemgr_passwd your_password all
とする。your_password のところに、好きなパスワードを設定する。
さて、Proxy サーバのポートを http_port 8080 としたなら、
/etc/squid/cachemgr.conf
の方も書き換える必要がある。というか、
Proxy のポートを 80 以外に設定したら書き換えは必須である。内容は、以下の通り。
localhost:8080
proxy.yourdomain.com:8080
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